お気に入りのオシャレな磁器 波佐見焼き 白山陶器の平茶碗と マルヒロのコーヒーカップ
長崎の波佐見焼きは、陶磁器好きなかたは当然ご存じと思います。
まずは、波佐見焼の歴史から始めます、暫くお付き合いください。
波佐見の歴史 最近までは有田の下請けだった!
当初は唐津から伝わった陶器を作っていましたが、豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄、慶長の役)の際に連れ帰った朝鮮人陶工が磁器生産の技術を伝え、その後近くの山(三股)で磁器の原料陶石が発見され、江戸時代に一気に多くの磁器窯が誕生しました。
昔は佐賀の有田・伊万里が磁器では有名で、波佐見は有田の下請け的な位置に置かれていたそうです。
つい最近までは有田と波佐見の隣り合う町で作る陶磁器を総称して有田焼の名称で全国に出荷していました。2000年頃に産地偽装が社会的な問題となり、有田の名称を使ってくれるなとの話があり、波佐見焼へ名称を変更したそうです。
波佐見存亡の危機に対して、波佐見の窯元は協同組合を中心に新たな「波佐見焼き」ブランドを立ち上げ、従来の伝統品のみでなく若い作陶家による斬新なデザインを支援しブランドの普及に努めたそうです。今では本家の有田焼きより、波佐見焼の方が若い人たちの支持&評価を集めているようです。
波佐見ブランドが普及 西海陶器・西窯ショールーム
波佐見焼のブランドを立ち上げた時の窯元共同組合の理事長が、波佐見の斬新な作品を全国に紹介する目的で西海陶器という商社を立ち上げています。
ここからは、私本人の話しに入ります。
2年前まで自宅に近い東京用賀の環八沿いに、西海陶器のショールーム(西窯)がありました。
ひっそりとたたずむ建物でしたが、1・2階に波佐見焼の最新のブランド食器が、ところ狭しと展示されている素敵なショールームでした。
私が初めてお店を見つけ訪れたのは8~9年前ですが、以前はカフェコーナーや陶磁器作り体験コーナーが設置されていたとのことです。
月に1~2回はお店を訪れ、その都度気に入った食器を購入していました。
その当時は白山陶器のひら茶碗に魅了され、最終的には10個近く買い揃えてしまいました。
白山陶器のひら茶碗
これでご飯をたべると、いつもより美味しい気がします。
西窯ショールームは、最新商品が多く展示してある割には、訪れる人が少なく、ゆっくり見て回れる穴場でした。閉店となり本当に残念です、波佐見焼きブランドの普及の役目を終えたとの会社の判断だったのでしょう。
最近の波佐見焼では、マルヒロの食器類も若い人たちの人気を集めているようです。マルヒロもいくつかの窯元・作陶家をプロデュースしている商社(問屋)のようです。HASAMIブランドの北欧風コーヒーカップなどが人気があるようです。
待望の波佐見陶器市 佐賀・長崎旅行良かった~!!
7年ほど前の春のゴールデンウィークに、福岡に住んでいるおばあちゃんの希望で佐賀の嬉野温泉旅行に行くことになりました。
嬉野からは、有田も波佐見もどちらも近く同じ期間にどちらも春の陶器市が開催されていましたが、スケジュール上どちらか一つを選択することに・・。
家族と相談しましたが、「波佐見の方を見てみたい」との意見が多数で、初めての陶器市でしたが皆ワクワク気分でお出かけとなりました。
初日はおばあちゃんの希望を優先し祐徳稲荷を見て回り、その日は早めに嬉野の温泉旅館へチェックイン。
おばあちゃんの希望旅館(昔行った思い出の旅館)は、昭和天皇や現上皇さまが宿泊されたことのある格式の高いホテルでした。設備が古いことを除けば温泉も食事も大満足でした。
翌日は朝から陶器市へ出発、町全体に会場が数か所あり全部回るのに5~6時間はかかりそうな広さです。
どこの会場も超満員でしたが、車いすのおばあちゃんから行きたいところを杖で指示されながら見て回りました。ただ購入したのは、陶器市参加記念のマルヒロの会場でコーヒーカップを数客のみでした。
残念ながら、一番行きたかった白山陶器の会場はかなり離れたところにあり、今回は見送ることになりました。
↑ 波佐見陶器市・マルヒロ会場(左) と 祐徳稲荷(右)
陶器市の賑わいを充分味わい、帰りの客の車で渋滞しないうちに早めに帰路につくことに。帰りの車の中では、皆満足だったとの感想で安心しました。
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