九谷焼は品がある　山本長左さんの小皿・陶板好きです　金沢も好き

2021年11月26日2021年12月4日

私は九州育ちのため、若いころは九谷焼とはあまり縁がありませんでした。大人になり九谷焼の良さがわかるようになったお話しです。

九谷焼　「山本長左」さんの磁器の魅力に出会う

かなり前の話ですが、地元のデパート（高島屋）で九谷焼作家の展示会がありました。
陶磁器好きな奥さんと二人で覗いてみることにしましたが、展示会場の中で「山本長左」さん本人が絵付けの下絵を書いておられました。

下絵（長崎の南蛮商人の人物絵）は展示会に来場された方々に渡すために書いているとのことでした。

その当時は山本長左さんが有名な作陶家とは知らず、展示会の作品を見て「磁器の絵付けの品の良さ」に惹かれて何点か購入しました。

展示会で直接お話をし、弟さんが作陶を受け持ち、長左さんが絵付けで作品を作っているということや、小松空港の近くに窯があるという話を気さくに語って頂きました。

展示会では、お皿を購入し、陶板の額の作成を依頼しました。注文した陶板が届くのに１月半ほど要しましたが、思った以上に素晴らしいもので、何かお祝い事がある際には玄関に掛けることにしています。

下記は展示会で購入した盛り皿です。お皿の作陶と染付絵柄にも品の良さがただよってきます。

金沢旅行　「山本長左」さんのお皿に再会

金沢にはなかなか行けず、１０年後に奥さんと日帰りで北陸新幹線に乗り金沢観光に行く機会がありました。

山本長左さんの窯へは行けませんでしたが、金沢駅で九谷焼のお店がいくつかあり、長左さんの作品も数多く置いてありました。

その際に久しぶりに購入したものが下記（下の写真）の小皿５枚です。なかなか味があり、絵付けが絶妙で大好きな磁器の一つです。

北陸新幹線開業から間もなくの時期で、金沢駅も真新しく観光客でいっぱいでしたが、金沢旅行は楽しい旅でした。
駅前でレンタカーを借りて観光は兼六園や武家屋敷のみを見て回り、本来の目的であった・・昔お世話になった恩師の墓前にお参りするため、カーナビを頼りに野々市まで足を伸ばした・・少し変わった旅行でした。

残念だったのは、富山近辺で立山連峰が見えると思っていたのですが、新幹線ルートではあまり綺麗な山並みが見えませんでした。以前、従来線で特急に乗った時には、車窓からかなり長い間、勇壮な立山連峰がまじかに見えていたような記憶があったのですが・・。

九谷焼は、山本長左さん以外の作陶家の作品は持っていませんが、どの作家さんも色絵付け・染付とも何となく品があり好きです。

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